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◆◆◆三次元で言葉を捉える。
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言葉を使うとその名称しか言えないものも、音や色や形で表すことができる。
こんな単純な事を、言語社会は忘れてしまった。
これは何かと聞かれて林檎です、と答えることで正解というのなら、その艶やかな表面を指の腹で撫でた時の感触と、前歯を堅い表皮にあててパチりと突き破った時に飛び散る小さな果汁、鼻の奥を駆け上がる甘く酸っぱい香り、ざらりとした粉っぽくもみずみずしい舌触り、それは正解ではないのか。
しかし私もここに書く以上は言葉の網から逃れられない。
私たちは声や音や無音で、その言葉の裏側を歌い、聴くことができる。
想像力は言葉の裏側に無限に広がっているのだと思う。
(06/12/18 成冨ミヲリ)
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